フジテレビは午前11時45分から特別番組「FNN特報 安倍首相『国葬』」を放送した。

フジテレビは午前11時45分からの1部と、午後1時45分から2部で2時間ずつ計4時間となった。

1部では三田友梨佳アナウンサー(35)が進行役を務め、一般献花台からの中継や、歴代最長の8年8カ月政権を担った安倍元首相に対する官僚の思いなどをリポートした。

2部では奥寺健アナウンサー(55)と生野陽子アナウンサー(38)が進行役。午後2時に始まった葬儀で、菅義偉前首相(73)が友人代表としての「追悼の辞」で、安倍元首相の下で官房長官を務めていた時期を「その期間、幸せでした」と述べたことを取り上げた。

菅前首相の声が震えていたことについて、松山俊行政治部長は「自民党が野党になっていた時に、菅さんは『もう1度、安倍首相にやってほしい。安倍さんの世界観、政治信条を信じている。もう1度、安倍さんにやってもらうためならなんでもやる』と話していた。その時は半信半疑でしたが、そこから安倍首相が復活した。(菅さんに)感謝の気持ちがあったんでしょうね」と解説した。

また、国葬について賛成31・5%、反対65・2%と民意が割れたことも取り上げた。国会前の反対する集会の様子や霞が関の官僚の様子をリポートした。