俳優谷原章介(50)が30日、MCを務めるフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。滋賀の小学校で50代の男性教諭が児童に対して不適切な発言を繰り返していた問題を報じた際に「いじめじゃなくて虐待だと思う」と私見を述べた。

番組では、滋賀県野洲市の市立小学校で2年生を担当していた同教諭が、授業中にある言葉の意味を質問する男子児童に対し「本当に言葉を知らんな」「うるさいなぁ」などと不適切な発言を繰り返し、周りの児童にも「みんな、スルー(無視)しよう」などと呼びかけ、いじめを誘発させていた問題を取り上げた。

谷原は「生徒間で起きるいじめというものを本来は諌(いさ)めて、(生徒の)みなさんにきちんと『良くないよ』ということを周知するべき立場の教師がこういったことを行った。これ、いじめじゃなくて虐待だと思いますよ」と指摘。「小学2年生っていうのはまだまだ個々の成長のばらつきがすごく大きくて、精神面、体力面、そして学習の習熟度、その大きな違いがあるのは当然なんですから、それをみんなでお互いの伸びているところ、もしくは欠けているところを補って、ほめて、支えてあげることが教師の役割じゃないかと非常に思います」と述べた。