英国のエリザベス女王の死去から1カ月半ほどが経過した24日、カミラ王妃(75)が若返りためインドに休暇に出かけたと米ピープル誌が報じた。同誌によると、王妃は先週末から友人数人と共にインドのバンガロール近くのホリスティック・ヘルスセンターに滞在し、若返り療法を受けているとインドのメディアが伝えているという。滞在期間は10日間で、チャールズ国王は同行しておらず、滞在中に公務を行う予定もないという。

 

王妃が滞在しているサウキャという施設は、瞑想、ホメオパシー、ヨガ、セラピーやアーユルヴェーダとして知られる古代の伝統医学のシステムを利用できる世界初の総合的な癒しを提供する滞在型医療機関で、公式サイトによると「治癒、予防、若返り」に焦点を当てているという。常連として女優エマ・トンプソンと共にサイトで国王夫妻の写真も掲載されている。

 

報道によるとカミラ王妃が同施設を最初に訪れたのは2010年で、それ以降は定期的に訪問するようになり、チャールズ国王との海外公務の途中で立ち寄ることもあったという。3年前には国王の71歳の誕生日を祝うため、2人そろって訪問もしていたと伝えている。王妃のインド訪問について王室は公式発表はしておらず、エリザベス女王の一連の葬儀の儀式や即位した国王をそばで支えてきた疲れを癒すことなどが目的の私的な休暇だとみられている。

 

チャールズ国王は先週末はエリザベス女王のお気に入りの私邸として知られるサンドリガム・ハウスに滞在し、25日にはバッキンガム宮殿でリシ・スナク元財務相を新首相に任命している。

 

国王は80年代からホメオパシーを含む代替医療を提唱しており、皇太子時代に代替医療研究機関を設立している。また、19年には英国のホメオパシーを推進する世界的な組織のパトロンに就任していたことでも知られる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)