俳優山崎賢人が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「アトムの童(こ)」(日曜午後9時)第7話が27日、放送され、平均世帯視聴率が8・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・3%だった。

第1話は8・9%、第2話は10・6%、第3話は9・1%、第4話は10・4%、第5話は9・3%、第6話は9・3%だった。

同作はオリジナル脚本。山崎演じる天才ゲーム開発者の安積那由他が、ゲーム業界で大企業に立ち向かい、成長していく物語。

第7話では、「アトム玩具」が「アトムの童」に社名を変え、新たなスタートを切って数年の月日がたった。従業員も増え、会社はかつての活気を取り戻していた中、那由他(山崎)と隼人(松下洸平)はゲームクリエーターの交流会での出会いを通し、次のステージを見据えるようになった。その思いを知った海(岸井ゆきの)は社長として、複雑な気持ちを抱えていた。

一方、興津(オダギリジョー)は「SAGAS」の株が大財閥の「宮沢ファミリーオフィス」に大量取得され始めたことに危機感を覚えていた。そこに、同社の社長・宮沢沙織(麻生祐未)が突然やって来た。「宮沢ファミリーオフィス」の影響力は「アトムの童」にも忍び寄っていた。