Hey!Say!JUMP山田涼介(29)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意を込めて」(水曜午後10時10分)第9話(最終回)が11月30日に放送され、平均世帯視聴率が4・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。

初回から4・5%、3・5%、3・7%、3・6%、3・9%、3・4%、4・4%、2・5%だった。

平均個人視聴率は2・6%だった。初回は2・7%、2・0%、2・1%、2・0%、2・1%、1・9%、2・5%、1・%だった。

デビュー15周年の山田が演じる浦島エイジは明京大の2年生。15年前の連続殺人事件「LL事件」の犯人、八野衣真(早乙女太一=31)の実の息子であり、加害者遺族として苦しんできた。ある日、自身が二重人格と気づき、最近の猟奇殺人事件の犯人は自分ではないかと疑い、真相を解き明かしていく。主人公と深く関わるヒロインのナミを川栄李奈(27)、謎を持つエイジの恋人の雪村京花を門脇麦(30)が演じる。

驚愕(きょうがく)の“二重人格サスペンス”の原作となる同名コミックは、井龍一氏の原作、伊藤翔太氏の作画。「ヤングマガジン」(2018年5月~19年8月)、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」(19年8月~20年9月)で連載され、累計130万部突破している。

最終回で、エイジのもうひとりの人格“B一”は「殺人鬼・LL」の正体がエイジの義父亀一(遠藤憲一)だったことをナミに打ち明ける。だが、証拠になるものが何もないため、亀一に会って確かめるという。亀一がそれを認めたらどうするつもりなのか、とナミから問われたB一は「浦島亀一を殺す」と答えた。

B一は、浦島家のリビングで亀一と対峙(たいじ)していた。亀一は、真実にたどり着いたB一の推理に感心しながらも「まだ満点はやれないな」と告げる。亀一は、エイジの父の八野衣真が売春組織から少女たちを救ったのは、人のためや罪滅ぼしのためではなく、女性を食い物に仕事をしなければならない惨めな現実から目をそらしたかっただけだ、とB一に告げた。そして「殺人鬼・LL」がどのようにして生まれたのかを話し始めた。