NHKは1日、嵐の松本潤(39)が主演する23年大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜午後8時)の追加出演者発表を番組公式ツイッターで行い、歌舞伎俳優中村勘九郎(41)が京の豪商・茶屋清延/四郎次郎を演じると明らかにした。19年「いだてん~東京オリムピック噺~」に主演以来の大河出演となる。

田舎大名だった家康に財を預け、出世を見込んで大ばくちを打つ京の豪商・茶屋清延を演じる。数々のピンチを救い、家康のサクセスストーリーと国造りを支えることになる。

勘九郎は「徳川家康の御用商人として取り立てられた茶屋四郎次郎、家康の数々のピンチを救った男ですが、公私ともに仲が良い“松本”家康殿のため、身を粉にしてお仕えしたいと思います。『茶屋四郎次郎にお任せあれ!!』」とコメント。

大河出演は04年「新選組!」、19年「いだてん-」に続き3度目で「1年をかけて1人の人物を演じるということはなかなかないので、思い入れも強くなってきますし、勘九郎なのか、その人物なのかわからなくなったり、錯覚してくる時もしばしばあります。そういう経験ができるというのは大河ドラマでしかないので貴重な現場です」と語った。

ナイーブな少年だった徳川家康が、さまざまなピンチに立ち向かいながら、家臣団とともに天下統一を目指す物語。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られる古沢良太氏が担当する。