俳優の渡辺徹(わたなべ・とおる)さんが11月28日、敗血症のため亡くなった。61歳だった。長男で、俳優の渡辺裕太(33)が2日、公式ブログを更新した。

裕太は「今日のこと」と題して「今日は父のことでビックリさせてしまいました。そして、ご心配をおかけしております。多方面から沢山の優しいお言葉を頂き、全部にまだお返事出来てなくて申し訳ないのですがとてもありがたく受け取らせて頂いてます。ありがとうございます」。

この日は、テレビ岩手で金曜MCを務めている「5きげんテレビ」に予定通り出演したことを報告し「これは僕の願いで。父ちゃんも、今、目の前にある頂いたお仕事は楽しくしっかりやってこいと言っているでしょう!! ほんっとに楽しかったし、すっごく温かい気持ちで過ごせました。岩手の皆さん、今日もありがとうございました!!!」と感謝の思いもつづった。

さらに「もしかしたら周りの方が配慮してくださる事でお仕事お休みになってしまうこともあるかもしれません。ただ僕は普段通り楽しくやっていきたいのです。それが一番ですからね」と気丈に振る舞った。

この日の所属事務所の発表によると、徹さんは先月20日に発熱、腹痛などの症状が出たために都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎と診断され入院。その後、敗血症と診断され治療を受けていたという。家族の意向で、葬儀は家族葬で執り行い、後日、お別れの会を予定。また後日、榊原郁恵と裕太の会見も予定しているという。