俳優吉沢亮(28)主演フジテレビ系連続ドラマ「PICU(ピーアイシーユー) 小児集中治療室」(月曜午後9時)の第10話が12日に放送され、平均世帯視聴率が8・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。

初回から10・3%、7・5%、9・2%、9・1%、7・5%、8・4%、8・3%、8・4%、8・5%だった。

平均個人視聴率は4・8%だった。初回から6・1%、4・3%、5・3%、5・2%、4・3%、4・9%、4・7%、4・9%、5・0%だった。

吉沢のドラマ出演は、昨年主演したNHK大河「青天を衝け」以来。PICUはPediatric Intensive Care Unitの略で小児専門の集中治療室。15歳以下の子供を対象の“子供のためのICU”だ。吉沢が演じるのは北海道で生まれ育った、27歳の駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう)。幼いころに父親を亡くし、母親の南(大竹しのぶ)に女手ひとつで育てられた。丘珠病院に新設されたPICUに異動を命じられ、科長で小児集中治療のパイオニア植野元(安田顕)と出会った。

第10話では、“しこちゃん先生”こと武四郎は、PICU科長・植野のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。それを知った矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。そんな折、武四郎のもとへ1本の電話が入ってくる。