先週最終回を迎えたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主演を務めた、俳優小栗旬(39)と放送を直前に控えた「どうする家康」で主演を務める嵐の松本潤(39)のスペシャル対談が25日、ドラマ公式サイトで公開され、大河主演への思いを明かした。
6月にクランクインし、名古屋で撮影が続いた松本は「家臣団のみんなと撮影が続いた時に、大河が初めてでどうやったらいいか悩む瞬間があって。悩んでいて、不安でみたいな話を含めて全部話した」と告白。
続けて「家臣団のみんなに、好きにやっていいし、全力でみこしかついでいくから好きなようにやってくれと、松重さん、南朋さんはじめみんなに言ってもらえて、自分が集中して自分のやるべきことをすれば良いと、日々感じるかな」と明かした。
先週放送された「鎌倉殿-」の冒頭に登場した松本は「出演歴だと『どうする家康』が初大河じゃなくなってしまった!」と小栗に伝え、小栗も「俺たちはそれをいただいちゃったわけね、松本の初大河を」と2人で笑い合った。
1月8日に初回を迎える松本は「楽しみでもあり、不安でもあり、ソワソワしている感じはある。楽しんでもらえたら」と期待を込めると、小栗は「1話オンエアの前日が一番緊張していたかも」と当時を思い返した。
松本が「自分らしく、この作品らしい、チームらしい表現ができると良いと思う」と意気込むと、小栗は「自分が体験したことない、謎の蓄積みたいなものが絶対にあるから。1年4、5カ月共に歩んできた人との芝居って奇跡みたいなことだなっていうか、想像を超えたものがどんどん出てくる」と“大河主演”の先輩らしくアドバイスした。
さらに小栗は「チャンスがあれば、もう1回大河やりたい?」と質問され「やりたい」と即答。「1人の人物をここまで丁寧に書いていく作品は、やっぱり仕事としておもしろい」と話した。