東京都の台東区は12日、大衆芸能の振興に貢献した芸能人を顕彰する、令和4年度「スターの手型」被顕彰者として、俳優の柄本明(74)と松坂慶子(70)講談師の神田松鯉(80)、漫才協会副会長のナイツ・塙宣之(44)と同常任理事の土屋伸之(44)、落語家の柳家さん喬(74)が、被顕彰者に決定したと発表した。

台東区では、大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績をたたえ、その業績を後世に伝えるため、1979年(昭54)から浅草公会堂前とオレンジ通り花壇上に顕彰者の手型をサインと共に収め、大衆芸能ゆかりの地「浅草」のシンボルと

して、多くの観光客の方が訪れている。被顕彰者は今回の6名を加えて、343名となった。

顕彰式は3月4日に浅草芸能大賞授賞式と併せて浅草公会堂で実施する。