タレント藤本美貴(37)が31日、都内で、声優として出演する「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」(3月3日公開)の公開アフレコイベントに出席した。誰もがパーフェクトになれる楽園「パラダピア」学校の先生を演じた。

パーフェクトネコ型ロボット、ソーニャ役のKing&Prince永瀬廉(23)とともに登場し、公開アフレコに臨んだ。「公開っていうが緊張していますがよろしくお願い致します」とほほ笑んだ。スタッフからOKが出ると「ありがとうございます! 緊張する~」と安堵(あんど)していた。

出演に際して周囲からの反応を聞かれ、「家族はもう『えっ? ママが? ドラえもんに? ママが?』って。子どもたちに信じられないという感じでした」と振り返った。ママ友からも連絡が来たという。「小学校の息子の友達のママから電話が来て。みんなからすごいと言われました」と笑顔で明かした。

スペシャルゲストでドラえもんが登場すると、藤本は「足音がめちゃめちゃかわいいんだけど~! かわい~!」と大興奮。物語にちなんで自身の「パーフェクトな部分」を聞かれると「(2月に)38になるんですよ」と前置きし、「どうにか、かわいさを保っているところかな!」と答えた。ドラえもんから「かーわーいーいー! 言われなかったら38だなんて思いません。いつまでもずっとかわいいです。パーフェクトです」と褒められると、「ありがとう!」と喜んでいた。

また、大勢の前でも緊張しないコツを聞かれ、「見てもらえる時は、『どうしよう』って気持ちよりも、『私を見て』って気持ちでいるのが大事だと思います。逆に緊張がいくところまでいききるから」と回答。人気アイドルとして多くのステージに立ってきたキャリアを感じさせた。