NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第93話が14日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、舞(福原遥)は久留美(山下美月)との夕食の席で、秋月史子(八木莉可子)から言われたことを打ち明けると、貴司に対してできることを探すように、それが舞だと励まされる。一方、貴司は史子が見守る中、出版社の編集者・リュー北條(川島潤哉)に新たに作った10首の短歌を見せる。しかし、リュー北條から返ってきたのは、これでは駄目だという厳しい批評だった。

一方、舞は新聞記者の御園(山口紗弥加)から取材を受け、恋人はいないのか聞かれる。

夜になるとリュー北條が再び貴司を訪ねてくる。殻を破って歌人として成長して欲しい、1人でも多くの人に伝わる歌を書いて欲しい、伝えたいけど伝えられない思いを込めた恋の歌を書いて欲しいと話す。

貴司の部屋を見るような舞の最後のシーンに、博多華丸は「(舞が貴司を)めっちゃ好きやん。言えばいいのに。バレンタインデーなのに。夜やん。間に合わんやん」と語った。大吉は「リアルタイムで時間進んでないから」と突っ込み。「今から恋の歌を書いて、それがどう…」と大吉は貴司がリュー北條から要求された恋の歌に注目した。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。