歌手の未唯mie(64)が24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、ピンク・レディー解散後に陥った借金生活について語った。

18歳でデビューし、23歳でピンク・レディーを解散。29歳で独立した後、2、3年で「3億円の借金を抱える状況」になったという。「おうちを建てちゃったりしたのもあって、全部含めると。自分でもびっくりした」。また「それまで人任せにしてきたので、きっと神様がこのままじゃダメだよって、自分の足で歩き出すための試練を与えてくださったと思います」と振り返った。

経営の猛勉強をし、借金は3年で返済したという。「2年くらいは、1時間、2時間くらいの睡眠でいろいろ勉強したり駆けずり回ったり」。寝る間もなく奮闘に「ピンク・レディーのあのころができたのだから、絶対私はできるはず、と思って頑張りました」。結果、経営に関しては講師になれるくらいの知識を得たという。「経営のセミナーはあるだけ全部受けて、人さまにお教えできるくらいのところまで勉強しました」。

ピンク・レディー時代は、タクシーも1人では乗ったことがなかったとし「タクシーに乗るのもぜいたくだと思って電車、バスを使おうと思った時に、チケットも買い方もよく分からなかった」と笑い、3年で返済したことに「私でもやればできるんだと思いましたね。とんでもない世間知らずだったので、自分をほめてあげたい」と話した。