大久保佳代子(51)が23日、都内で行われた、NHK・Eテレ「芸能きわみ堂」(4月7日開始、金曜午後9時)囲み取材会に出席した。

古典芸能をわかりやすく紹介する同番組に、古典芸能初心者として参加する。収録前には「ラッキーと思いました。趣味があんまりなくて、何かないかなと思っていたので。ある意味、お金を頂いて勉強できるのはいいなと。プライベートでも楽しめればなと思いました」とうってつけの仕事だと思ったという。

しかし、早速その気持ちは打ち砕かれた。日本舞踊を体験するコーナーで、実際に習いに行く収録があったという。「テーマが『エロス』で入り口はわかりやすかったんですけど、回を追うごとに稽古がハードになっていて」と懐古。「もう50過ぎてるから関節は動かないし、可動域はないし。ずっと筋トレしているような状態で振りも覚えないといけない。本当にがんじがらめで、ちょっと半ギレで帰りました」と笑いながら振り返った。

古典芸能を体験するコーナーの初回のテーマが「エロス~見せないで、魅せる~」となっており、「日本舞踊は隠すことでじっとりとした色気があると学びました。なのでお酒を飲んで人に電話するのはやめようかなと思いました」と話して笑いを誘った。今番組を通して「興味があるけど敷居が高いなって思っている人はたくさんいると思う。そういう人たちの代表になって敷居を下げられたらいいなと思います」と語った。