神木隆之介が主人公、牧野富太郎を演じるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜)の6日に放送された第4話の平均世帯視聴率が15・3%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・5%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第1話の16・1%。

108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。ヒロインは万太郎を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。

あらすじは、秋、今年も峰屋に酒造りの季節がやってきた。万太郎(森優理斗)はというと、相変わらず体は弱いものの、植物への関心はいっそう強くなっていた。ある日、綾(太田結乃)は竹雄(井上涼太)とけんかをした万太郎を追いかけて酒蔵に足を踏み入れてしまい、蔵人たちに厳しく責められる。酒蔵に女が入ると酒が腐るという言い伝えがあるからだ。

そして病床の母ヒサ(広末涼子)はほとんど目を覚まさなくなり、万太郎は裏山の神社に走っていく。