デビュー60周年を迎えた世界的ギタリストのエリック・クラプトン(78)が15日、東京・日本武道館で4年ぶり23度目となる来日公演を開催した。

この日は6回公演の初日で、74年10月の初来日以来、武道館公演は海外アーティスト歴代最多の97回目。21日には初の大台となる100回目の公演を迎える。2曲目「Pretending」を歌い終えると日本語で「こんばんは!」とあいさつ。「I Shot the Sheriff」を歌い終えると「THANK YOU VERY MUCH」とキメた。

中盤のアコースティックパートでは、「Tears in Heaven」をしっとりと歌い上げた。エレキパートに戻った終盤には、クリーム時代の名曲「Crossroads」を通常よりもテンポを落として披露し、会場を沸かせた。本編の最後には「Layla」(エレキバージョン)を熱唱し、約1万人のファンは総立ちに。歌い終えると、右手を振って万雷の拍手の中、立ち去った。アンコールで披露した「High Time We Went」も合わせ全16曲を熱唱。最後は演奏メンバーと肩を組み、一礼して引き揚げた。

▼演奏メンバー

エリック・クラプトン(g./vo.)ネイザン・イースト(b.)クリス・ステイントン(key.)ソニー・エモリー(ds.)ポール・キャラック(key./vo.)ドイル・プラムホール2(g./vo.)シャロン・ホワイト(vo.)ケイティ・キッスーン(vo.)

▼「エリック・クラプトン LIVE AT BUDOKAN2023」今後の日程

・18日(火)午後6時開場、同7時開演

・19日(水)午後6時開場、同7時開演

・21日(金)午後6時開場、同7時開演

・22日(土)午後4時開場、同5時開演

・24日(月)午後6時開場、同7時開演