女優米倉涼子(47)が22日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演し、パーソナリティー和田アキ子と初対面時の「2時間サシ飲み」の思い出を振り返った。

米倉によると、和田とは約15年前、東京・中目黒の焼き鳥店で始めて会ったという。複数の人と一緒に飲んでいたが、和田は遅い時間に同店に登場。しばらくすると、米倉と和田が1対1で長時間話す流れになったという。

米倉は「アッコさんと2人で、隣同士で、サシで2時間くらいお話しさせていただいて。”あなたはいったい何をしたいの?”っていう話が始まって。私は2度と忘れません。一生忘れません」。マンツーマンのトークは明け方ごろまで続いたというが、和田は「へー、全然覚えてない」とリアクションした。

和田が「何の話をしました? 教えて? 今でも遅くなければ謝りますから」と話すと、米倉は「えー、言っていいんですか。”あなたの代表作教えなさい”って。私の代表作って何なんだろうなって思いながら、(ドラマの)『黒革の手帖』とか何個かあげたんですけど、(和田は)”ふーん”ってなって」と振り返った。

和田が「私、そんな言い方?」と言うと、米倉はさらに「で、(主演舞台)『CHICAGO』の話になったと思うんです。”何でそんなにやりたいのか、っていうのをちゃんと言葉にできないとだめだ”という話になって」と続けた。和田が「まったく覚えてないです、私」と繰り返すと、米倉は「もう、鮮明に覚えてます」とちゃめっ気たっぷりに応じて、笑いを誘った。

ただ、和田が米倉主演の「CHICAGO」について「見に行きましたよ、2回」と明かすと、米倉は「えー? ちょっとくらくらしてます」と喜びで興奮。初対面時の厳しい発言を米倉に明かされ、珍しく”低姿勢”モードだった和田は「勝った」とユーモアたっぷりに”逆転”したことを表明し、トークを盛り上げた。

そして和田は「日本人でも、外国人のやってる主役ができるんだっていう。『CHICAGO』見に行った時、(米倉が)字幕が出るほど英語でしゃべってるんですよ、舞台で。これはすごいって。それだけでもうれしくて、世界に誇れるっていう」と絶賛。米倉はうれしそうに「恥ずかしいです」と話していた。