米ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールで先月末に行われたロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の公演中に、女性が性的興奮の絶頂を感じたのではないかとロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。

チャイコフスキーの交響曲第5番の演奏を楽しんでいた複数の観客が、バルコニー席で興奮した女性の叫ぶようなうめき声が聞こえたと証言しているという。ネットには、この時に録音されたという音声も出回っている。

同紙の取材に応じた観客の1人は、「それが起こった後、若い女性を見ました。たぶん、オーガズムを感じた後だったと思う。なぜなら、荒い息づかいをしており、彼女のパートナーが恥をかかせないようほほ笑んで彼女を見ていたからです。とても美しい光景でした」と語っている。また、別の観客も女性は「大きな声で全身でオーガズムを感じていた」とツイートしている。

ネットに投稿された音声でも、演奏が鳴りやんだ瞬間に女性の大きな声が響き渡っていることが確認できる。観客によると騒ぎの中でもオーケストラは手を止めることなく、演奏を続けていたという。

声を発した女性は特定されておらず、その時実際には何が起きていたのかは不明だと同紙は伝えており、女性はパートナーの膝の上にぐったりと倒れ込んだ直後に目を覚まして声を上げたと健康上の問題を指摘する声も紹介している。真相は分からないながらもネットでは「音楽がオーガズムを感じさせた」と大きな話題になっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)