女優奈緒(28)が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」(木曜午後10時)の第6話が18日に放送され、平均世帯視聴率が4・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。第1話から5・8%、4・9%、5・0%、5・2%、5・2%だった。

平均個人視聴率は2・5%。第1話から3・1%、2・6%、2・7%、2・7%、2・5%だった。

同局連ドラ初主演の奈緒は、32歳で平凡なOLの主人公・吉野みちを演じる。永山瑛太演じる夫・陽一とは結婚5年目でセックスレス歴2年の夫婦。岩田剛典は奈緒の上司・新名誠役で、田中みな実は岩田の妻でキャリアウーマンの新名楓役。夫婦のセックスレスをテーマに、30代男女のタブーに切り込んだ禁断の恋愛ドラマ。一見幸せそうな2組の夫婦が複雑にもつれ合っていく。

原作はハルノ晴氏による同名コミック。制作陣には、社会現象を巻き起こした14年の同局系連ドラ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で演出を務めた西谷弘氏をはじめ、当時の制作スタッフが再集結した。

第5話の終盤、みちは誠に元の同僚に戻ろうと別れを告げた。みちは新名との関係を断ち切って、陽一と一緒にいることを決意する。だが、新名の気持ちは今や妻の楓にはなく、みちに向いていた。楓は誠の心をつなぎ止めようと必死に努力する。

第6話で、みちは新名と別れたことを北原華(武田玲奈)に報告する。するとそこに誠が通りかかる。華は気を利かせて離席し、みちと誠は2人きりになる。誠はもう一度話したいと伝えるが、みちは夫と向き合うことに決めたと突き放す。

陽一のカフェでは、オーナーの高坂仁(宇野祥平)が三島結衣花(さとうほなみ)の歓迎会を提案する。陽一が閉店後「遅くなる」とみちに連絡しようとしたところ、そこにみちがやって来る。さらに、高坂の誘いでみちも三島の歓迎会に行くことになる。