神木隆之介が主人公、牧野富太郎を演じるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜)の1日に放送された第43話の平均世帯視聴率が16・0%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第29話の17・5%。

108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。ヒロインは万太郎を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。

あらすじは、倉木(大東駿介)と植物採集に行った万太郎(神木隆之介)は珍しい水草を持ち帰る。ゆう(山谷花純)に「故郷ではヒルムシロと呼んでいた」と教えてもらい、竹雄(志尊淳)の心配をよそに夜な夜な研究に没頭する。そんな中、田邊(要潤)に同行し演奏会に参加した万太郎。なんとそこに、寿恵子の姿を発見する。