TBS上村彩子アナウンサー(30)が31日までに自身のインスタグラムを更新。休刊となった週刊誌「週刊朝日」の表紙を飾った学生時代の思い出をつづった。

上村アナは「今週火曜日発売の最新号で101年の歴史をもつ週刊朝日が休刊となりました」と、1922年に創刊された日本最古の総合週刊誌が6月9日号で休刊となったことに触れ、「女子大生表紙モデル企画で、定期購読をしている祖父に『孫が表紙』というサプライズをさせてもらった、私にとって思い出深い週刊誌です」と、上智大学3年生だった当時が飾った表紙の画像などをアップした。

同誌の愛読者だった祖父から「応募書類だけでも出してみてくれ、何事もチャレンジしてみなさい」と、名物企画「女子大生表紙モデル」への応募を勧められるも、興味がなかったという上村アナ。「不合格ならまだしも、応募すらしなかったことを知った祖父の残念そうな反応をみて、『なぜ祖父のために挑戦してあげられなかったのだろう』と後悔しました」という。

上村アナがアナウンサーになることを応援し、スクールに通う授業料なども出してくれていたという祖父に恩返しするために大学3年時に「こっそりオーディションを受け、合格」。自身が表紙を飾った同誌を見た祖父から「彩子ありがとう。こんな幸せなことはないよ」と泣きながら喜びの電話があったと振り返った。

「その後のTBSの就職試験のエントリーシートはこの時の写真を使わせてもらい、アナウンサー9年目になった今の私がいます」と、しみじみ。「最高のかたちでの恩返し、おじいちゃん孝行をさせてもらいました 週刊朝日さん、ありがとうございました」とつづった。