お笑い芸人の、とにかく明るい安村(41)が4日、インスタグラムのストーリーズを更新。2日(日本時間3日)に、英国の人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」(BGT)の準決勝で敗退したが、2000年のデビュー以来23年で初めて、テレビ番組の収録や芸能イベントの壇上に登壇するタレントの場所にテープを貼るなどして示す「バミリ」をしてもらったと感激した。

安村は、現地では「TONIKAKU」「TONY」と呼ばれているが「TONY」と書かれた赤いテープが貼られた、スチール製とみられる穴がたくさん空いた床の上に、両足を乗せた写真を投稿。「生まれて初めてのバミリ」と強調した。

安村はBGT準決勝に、英国の国旗ユニオンジャック柄のガウンを着て登場。勢いよく脱ぎ捨てると「British Naked Pose」と叫び、英国の習慣である、アフタヌーンティーを、全裸で行っているかのように見える新ネタを披露。持ちネタ「安心して下さい、はいてますよ!」の英語版「Don’t worry,I’m wearing」を口にして胸を張った。次に、銃を手にバッキンガム宮殿周辺を守る近衛兵、さらに英国の国技クリケットと、次々と英国にちなんだネタを披露した。

さらに、ザ・ビートルズが「アビイ・ロード」スタジオ付近の横断歩道を歩く姿を撮った写真を使った、有名な「アビイ・ロード」のジャケットを再現したネタ、ピットインしたF1レーサーが全裸で走行しているように見えるネタなど、英国と欧州を意識したネタを繰り出し続けた。会場は大受けで、涙を流して笑う観客もいた。

ただ、惜しくも敗退し、3日にインスタグラムに思いを投稿。「ブリテンズゴットタレント準決勝敗退しました! 悔しいぜ! 盛り上がったんだけどなー! すごい声援だったよ! 楽しかった! また頑張ります!応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!」と、悔しさをにじませつつもファンに感謝した。