バイオリニスト高嶋ちさ子(54)が4日、フジテレビ系「ボクらの時代」(日曜午前7時)に出演。家庭での役割について語った。

高嶋は「子どもたちがボストンにいるから時差で動いているのよ」と多忙な日々を明かし「掃除機なんか使ったことない」と驚かせた。日々の家事について「私は掃除しないわけ。掃除する暇があったら食事を作る方だったり。私は未来に向かって生きていて過去は振り返らないから、お茶わんも私にとっては過去の遺物なわけ。だから過去担当がいるわけ、夫という」と独自のルールを語った。

家には掃除を担当するお手伝いさんがいるといい「お父さんの役割もお母さんの役割もして、仕事もしてっていうと、掃除洗濯できるわけがない。どれかを犠牲にしないといけないし、それを別に隠すことでも悪じゃないから言うんだけど、そうすると悪い人に映っちゃう」と話した。

最近の活動に「デビューした時、バイオリンで食べていけるとも思えなかった。サントリーホール、ましてや代々木体育館で弾けると思ってなかった。テレビでレギュラー番組持つなんて思ってもなかった。何にも思ってなかった、夢にも思ってなかったことが実現するんだよ、頼んでも無いことが実現している」。

高嶋の引退宣言の真相を聞かれると「ハングリー精神だけでここまで来たから、もう十分見返したかなって。これ以上臨むものがそんなにないんだよ。責任が仕事より子ども優先になってきている」と語った。