俳優いしだ壱成(48)が、元NHK職員で「お笑いジャーナリスト」として活動する芸人たかまつなな(29)のYouTubeチャンネルに出演。生活保護を受けていた当時を振り返った。

2020年に4カ月間、生活保護を受けていたという、いしだ。当時、バッシングを受けて家族にも危険が及ぶ心配があったため妻子とともに石川県に移住したが、そこでうつ病を発症。仕事も見つからず生活に困窮していたところ、友人から生活保護を受けることを勧められたという。

当初は抵抗があったというが、友人から「恥ずかしいことではない」との言葉を掛けられたことで決意。受給額は月13万円だったといい、「ギリギリでしたね。ちょっと足りないくらい。(家族3人での生活費は)20万くらいは最低でも(かかる)。非常につつましくやってました」と振り返った。

それでも収入の心配事が減ったことで精神状態も少しずつ改善。自身は「もう受けることはないだろう」としたが、生活保護を受けることを迷っている人に向け、「もしそういう人がいれば、別に恥ずかしいことじゃないよと伝えたい」と話した。