殺害予告や盗撮などの嫌がらせ行為を受けていることを告白した歌手の米倉利紀(50)が12日までに公式サイトを更新。嫌がらせ行為の原因や、加害者との関係について説明した。

米倉は「『何故、この迷惑行為が始まったのか』という原因公表についてのご意見を多く頂きました」として、「加害者と私は仕事、プライベートの関係は一切なく面識もございません。逮捕後に何度か加害者の顔写真を拝見し確認しましたがこの人物を存じ上げません。一度目の逮捕、勾留期間中に代理弁護士を介し受け取った加害者の直筆、実名で署名された『反省、謝罪、約束』文面にも、私との面識、関わりが一切ないことを加害者も明確に記しています」と、加害者と面識や関わりがないことを明言した。

続けて「受け取った文面の詳しい内容の公表は現段階では差し控えさせて頂きますが、原因は『加害者が一方的に抱く私の長年のファンの方への恋愛感情の絡れ、逆恨みを私が受けている』ということです」と、嫌がらせ行為を受けるようになった原因について記し、「これまでに加害者が警察に供述してきた内容と一部異なります。逮捕、起訴に至った理由は家宅捜索で迷惑行為を行った証拠が多数見つかったことと、インターネット、端末、キャリアの個人情報開示により事実として証明されたことによるものです。加害者直筆の400文字原稿4ページにわたる文面は、然るべき時期に公にしたいと考えています」とした。

米倉は8日、ツイッターで「何百通もの嫌がらせメール、SNS、付き纏い、個人情報の漏洩」が何年も続いていると告白。「何度も被害届を提出していますし、二度の逮捕、勾留での刑事記録、全ての証拠メール(殺害予告を含む)、添付写真(手製の拳銃、盗撮写真など多数)、これまでの記録は警視庁と手元にあります。それでも止まることがなく、非常識な時間帯の警察からの電話や対応に今も悩まされています」と訴えていた。