EXILE HIRO(54)が企画プロデュースした映画「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」が、12月1日から全国公開することが16日、分かった。物語の舞台は横浜で、3組の孤独な男女の一晩の小さな冒険を描く完全オリジナルストーリー。17年モスクワ国際映画祭で「四月の永い夢」で、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰を受賞した中川龍太郎監督(33)がメガホンを持った。

主要キャストにはLDHの16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」から川村壱馬(26、刹那役)RIKU(28、イチヤ役)吉野北人(26、刻役)が抜てきされた。それぞれがプロのデートセラピストとして、一夜限りの恋人を癒やしていく。恋人役には実力派女優の安達祐実(41)、フジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(21年)などに出演の女優穂志もえか(27)、同ドラマ「アイゾウ警視庁・心理分析捜査班」(22年)で地上波連続ドラマ初主演を務めた女優夏子(26)が名を連ねる。

川村は「ある意味幻想的と言いますか、夢を売る、夢を届けるような職業に就いている役ですが、そのお仕事でのひとつの出逢いをきっかけに展開されていく物語はむしろとても現実的で身近で…。深いメッセージを含んだ作品になっています」と自身と重ねる部分があったという。RIKUは「イチヤは写真家という夢を諦めたも物静かで不器用で口数の少ない男性。大好きだったものが嫌いになり、絶望感を感じるものだったらどんな表情、どんな生き方になるだろうなと想像しながら自分なりにイチヤに向き合いました」と役どころを説明した。

安達の恋人役を務めた吉野は「安達祐実さんといろいろお話をしながら、楽しみながら撮影することができました。刻という人物の感情を自分のフィルターを通して、理解しながら自然体に素直に演じさせてもらいました」と振り返った。また、主題歌にはTHE RAMPAGEの「片隅」になることも決まった。

中川監督は「こんなにも『癒やし』が必要な時代なのに、こんなにも『孤独』な時代になってしまった。この物語の主人公は、夜の街を生きる出張ホストの3人。彼らは人を癒やし、救うことによって、癒やされ、救われる。そんな一期一会の出会いと別れを繰り返すデートセラピスト達の生き方が、今を生きる自分たちのヒントにならないだろうか。そんな想いが、この企画の原点でした」と映画のコンセプトを説明。そして「たった一晩の、朝日が昇るまでの群像劇を楽しんでもらえましたら幸いです」と呼びかけた。