6月末に意識不明の状態で発見され、細菌感染症のため一時集中治療室に入院していた米歌手マドンナが、7月30日に歌手ビヨンセの世界ツアー「ルネッサンス」の米ニュージャージー州公演を子どもたちと一緒に楽しんだことをインスタグラムで報告した。

マラウイ共和国から養子に迎えた双子の姉妹ステラちゃんとエスターちゃん(10)、さらに同じく養女のマーシーさん(17)の3人の娘を連れて、メットライフ・スタジアムで行われた公演に参加。インスタグラムのストーリーズで、バックステージで撮影したビヨンセと次女ルミちゃん(5)親子とのレアな集合写真などを投稿した。

マドンナの訪問を受け、ビヨンセはステージで「ザ・クイーンズ・リミックス」と題したマドンナとのコラボレーションによる「ブレーク・マイ・ソウル」の新たなリミックスを披露。「クイーンに大きな歓声を! クイーン・マザー・マドンナ。私たちはあなたを愛してる」と叫び、マドンナに敬意を表した。

会場で撮影した親子4人のショットも公開したマドンナは、これに応じるように「素晴らしいショーをありがとう、クイーンB! 娘たちもすっかり夢中になっていたわ。愛してる」とハートマークをつけたコメントを投稿している。

退院後も体調不良が続いていると言われていたマドンナだが、1カ月が経過して、体力も回復してきたようで、先日はダンスする動画も投稿していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)