綾瀬はるか(38)の主演映画「リボルバー・リリー」が11日、全国345館の映画館で公開した。都内で行われた初日舞台あいさつでは、長谷川博己(46)をはじめ共演陣の口から超絶アクションを演じるための準備、撮影中の鍛錬から切り替えの早さから見えた素の表情まで“綾瀬伝説”が次々、飛び出した。綾瀬は「肌が出た衣装でアクションしたり、髪を切ったり、挑戦しがいのある作品。モリッとしたものをやり切った感覚がある」と独特の言い回しで感慨を口にした。

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16歳から東アジア中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ…綾瀬が演じた小曾根百合は、特異な役どころだった。小曾根を助ける弁護士の岩見良明を演じた長谷川博己(60)は2人でミーティングをしたと明かした。

長谷川 作品に入る前に、どういうキャラクターを作っていくか、どんな映画を見たらいいかを話した。

綾瀬は1カ月以上、アクションを練習した上で撮影に臨んだ。敵役を演じた清水尋也(24)と、作り上げた殺陣の裏側を明かした。

綾瀬 すごい練習しました。もう1歩、近くとか、危ないから、もう1秒、間を取ろうと、ずっと詰めていた。(清水が)すごい手足が長くて本気でやっているので、避けるのに必死。

清水 お互いに拮抗(きっこう)して、距離も近いし手数が多く気を付けた。

ジェシーは、綾瀬が撮影中まで格闘シーンの練習に来ていたと明かした。

ジェシー お疲れだった。本気で殺す勢いで来るんで、僕も殺すつもりで…ケガをさせないようにと、本番が怖かった。

妥協なき準備、鍛錬の一方、オフの愛らしい表情を明かしたのは長谷川、Go! Go! kids/ジャニーズJr.羽村仁成(16)と古川琴音(26)だ。

古川 たまたまスタッフさんと動画でエクササイズされているのを見かけ、楽しそうで親しみを持てた。

羽村 本番前は、すごい優しくて明るいけれど本番になると一気に格好良くクール…切り替えがすごい。

長谷川 アクションがすごくて、血だらけの姿で帰ってきて「博己さん、何、食べた? おいしいところない?」とか、そんな話ばっかり。キャラクターが全然、違う。「こういうところ」と話したら、いつの間にか、調べて行っている。

板尾創路(60)は綾瀬の肉体を絶賛した。

板尾 腕の三頭筋がすごかった。何百メートル離れていても、シルエットがすごい。

行定勲監督(55)は役作りのアプローチから他の女優とは別次元と強調した。

行定監督 すごいと思ったのは、全身で役をつかみにいったこと。最初に会った時に「アクションですね」と言った。アクションをつかむことで役作りをする女優は見たことがない。直結しているのは綾瀬はるかにしかできない。

完成まで積み重ねたことが明らかにされた中、綾瀬は「キャスト、スタッフと暑い中、一丸となって魂を込めて日々、作った」と静かに、力強く語った。【村上幸将】

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