FANTASTICSが27日、東京・有明アリーナで、「FANTASTICS AREANA LIVE 2023 “HOP STER JUMP”-THE FINAL-」を開催して、計6公演に及ぶ初の単独アリーナライブを完走した。

昨年5月から始まった「FAN FAN PROJECT」の一環で、まずは全69公演のホールツアーを実施。同プロジェクトの集大成として、6月から東京と大阪で計6公演のアリーナライブを開催し、この日に最終日を迎えた。リーダー世界(32)は「アリーナライブは目標の1つだったけど、次は『アリーナツアー』に向けて一丸となってやりたい」とプロジェクトへの達成感を口にしつつ、新たなステージを見据えた。

この日のライブでは、最新シングル「Tell Me」や同プロジェクトの一環でリリースした「PANORAMA JET」など28曲を披露した。また、佐藤大樹(28)主演のテレビ朝日系ドラマ「around1/4」の主題歌「It's all good」(9月22日リリース)では、八木勇征(26)と中島颯太(24)のボーカル2人だけのパフォーマンスでしっとりと歌い上げて、特別な世界観を作った。

計6公演となったアリーナライブで、総動員数は8万人に達した。約1年間に及ぶ「FAN FAN PROJECT」も無事に完走。八木は「確かに次はアリーナ、ドーム、スタジアムというのは目標の1つだけど、老若男女が知っているヒット曲を1曲生み出したいとメンバー全員思っている。もっといろんなことに向き合って準備して満を持して出せるようにしたいと思います」と意気込んだ。

中島も「がっつり『アリーナツアー』がやりたいですね。これまで応援してくださったファンや、初めてファンになってくれた方も多くて、そういう方たちのおかげでファンタらしいライブができる。これからも魅せていきたい」と言葉に力を込めた。