俳優で麻雀プロの萩原聖人(52)が18日、都内で、プロ麻雀リーグ「Mリーグ2023-2024」の開幕式に出席した。TEAM RAIDEN/雷電の一員として、6年目のシーズン。18年ぶりにリーグ優勝を決めたプロ野球阪神タイガースにちなんで、悲願の「アレ」に向けて意気込んだ。

「6年たって、いろいろあって、チームとして完成された第1歩が今年なんじゃないかなという気がします」と説明。「それは精神的にもそうですし、もちろん麻雀的にも。毎年みんな『雷電の麻雀は面白い』と掲げながらも、結果にはこだわってきているところがあるんですよね。おのおのスタイルは違っても、人間くさく闘って、目指すところは『アレ』しかないという感じです」と意気込んだ。

「今年は1チーム増えて9分の1(の優勝)になってしまったんですけど、目指すところというのは本当にそこだけを見て、毎年戦ってきているんですよね」と力を込めた。「僕もちょっとこういう特殊な立ち位置で麻雀プロとしMリーグに参加させてもらってますけど、別にピエロになるためにここに来たわけじゃないという思いはすごく強く持ってます」と言い切った。「昨季はこのメンバーで勝つんだという強い意志でファイナルまで行けて3位でしたけど、チームの目に見えない信頼関係とか努力とかが本当に今年は今までと違うという手応えはあります」と明かした。

高柳寛哉監督も「昨季はファイナル進出が目標というところだったんですけど、それが達成できましたし。3位という結果だったので。そうなると、次の目標はもう『アレ』しかない」と強調。黒と黄のユニホームカラーは阪神をほうふつとさせる。「ユニホームの色味を見ていただいても分かると思うので。『アレ』ですよ。行けるところまで乗っかって行こうかなと思います」と意気込んだ。