女優安達祐実(42)、俳優大倉孝二(49)が、10月13日からスタートするフジテレビ系連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(金曜午後9時)に出演することが分かった。

54年ぶりにドラマ枠として復活した「金曜9時」では、主演ムロツヨシ、ヒロイン役に平手友梨奈を迎える。また、本多力、菅野莉央も出演することが決定。さらに22日午後9時台に新しい15秒バージョンのティザー映像も解禁される。

今作は、芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前勉(くらまえ・べん/ムロ)が、人気女優・笠原梨乃(かさはら・りの/吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、平手演じる超エリートなのに猪突(ちょとつ)猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマだ。フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネジャー、そして法律事務所のパラリーガル役を、そしてフジテレビドラマ初出演の平手が初挑戦となる弁護士役を演じる。

安達が演じるのは、蔵前の元マネジャー仲間・安藤カオリ(あんどう・かおり)。単刀直入な物言いで勝ち気な性格だが、なんだかんだ蔵前の悩みを聞いて励ましてくれる良き相談相手。そんな2人の過去には、ある秘密がある。安達は2歳で子役として芸能界デビューし、今年で芸能生活40周年。数多くのテレビドラマ、映画などで主演を務めるなど俳優として活躍しながら、現在自身のInstagramのフォロワーが114万人を超えるなどプライベートでも圧倒的な支持を集めている。ムロとは本作が初共演。弱音を吐く“蔵前”ムロを一刀両断する“カオリ”安達のかけ合いに注目が集まる。

そして大倉が演じるのは、杏のライバルとして争っていく、ベテラン弁護士・海堂俊介(かいどう・しゅんすけ)。1話では杏が原告代理人、海堂が被告代理人として争う。勝つためなら手段を選ばず、強引な手法も辞さない海堂は、杏を動揺させようと揺さぶりをかける。大倉と言えば、大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合/2021年)、舞台「NODA・MAP 第26回公演 兎、波を走る」(2023年)などジャンル問わず出演し、シリアスからコメディーまで幅広い役柄で存在感を放ち続ける名バイプレーヤー。ムロとは映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(2017年)以来5年ぶりの共演となり、平手とは初共演となる。毅然(きぜん)とした態度を貫く“杏”平手と、狡猾(こうかつ)な笑みを浮かべる“海堂”大倉との対決に注目が集まる。

また本多は蔵前が梨乃のドリンクを買うために毎朝立ち寄るコーヒーショップの店長を、菅野は天野法律事務所の弁護士・大神楓(おおかみ・かえで)を演じる。

▼安達祐実コメント

--出演オファーを受けて

「主演がムロさんだとお聞きして、是非一緒にお芝居してみたい! と思いました。現場でも、感動したり圧倒されたりしながら、楽しく共演させていただいています」

--視聴者へ

「私が演じるカオリは、蔵前さんにとっては重要人物かもしれません。蔵前さんとカオリの“大人な関係”も楽しんでいただけるとうれしいです」

▼大倉孝二コメント

--出演オファーを受けて

「敏腕弁護士という役柄に大変な不安がありました。弁護士でなかったとしても、いずれにせよ敏腕な役柄には不安かありますので。もう、敏腕にとらわれずに頑張ろうと開き直ってやらせてもらっています」

--視聴者へ

「監督の仰った、憎みきれない嫌な奴。そんな風に見ていただけたら幸いです」