安藤サクラ(37)、Hey!Say!JUMPの山田涼介(30)が29日、都内で、映画「BAD LANDS バッド・ランズ」(原田眞人監督)の初日舞台あいさつに出席した。
初日を迎え、主演の安藤は「撮影からは2年くらいたってますけど、ずっと頭の中にいたネリ(安藤)とジョー(山田)が、皆さんの頭の中に行き続けるのかなと思うとうれしいです」と笑顔を見せた。山田も「ようやく皆さんにお届けできる日が来たんだなと思うとうれしく思います」と喜びを伝えた。
直木賞作家、黒川博行氏の特殊詐欺を描いた小説「勁草(けいそう)」が原作。大阪が舞台で、社会の最底辺で生きる姉弟の姿を描く。反響を聞かれ、安藤は「(共演した)天童よしみさんが前日にご覧になったようで、『外出たらネリの気分になって歩いていた』っておっしゃていたの聞いて、よっしゃと思いました」と明かした。
一方の山田は「僕は番組のスタッフさんが、映画を試写で見てくださったみたいで。本当におもしろかった、お世辞抜きでいい映画だったというのと、『いいケツしてたね』って言われました。キレイに映ってたみたいですね」と笑った。
もし再び共演するならどんな設定がいいか聞かれ、安藤は「あまりにもジョーがジョーでいるから。それを更新したくない気持ちがある。私の中ではまだジョーの山ちゃんが旅立ってない。だからもう1回撮影するよって言われたら喜んでやります」と答えた。原田監督が「じゃあ前日譚だな。15歳と13歳を演じる」と提案すると、安藤は「嫌です!」と拒否。山田も「13に見えるなら、若作りで頑張りますよ。キツい気がしますけど…」と苦笑いだった。