ロックバンドくるりのボーカル&ギター岸田繁(47)が26日までにX(旧ツイッター)を更新。脳幹出血のため亡くなったBUCK-TICKのボーカル櫻井敦司(さくらい・あつし)さんへの追悼投稿に一部から批判の声があがっていた件について謝罪するとともに、あらためて真意を説明した。

岸田は、自身の投稿が一部で否定的に受け止められたことに、「私言葉がおかしいんかな?よく分かりませんが、なんかすみません」と言及。「お悔やみの報を見るとただただ悲しい気持ちになります。憧れ、というよりは畏怖の念に近いものを持っていた方だったので。近い人のそれは勿論のこと、遠い人でも私は私なりに心を痛めることもあります。ただそれだけです」と、櫻井さんとの関係性や、追悼文に込めた思いなどについてあらためて説明した。

岸田は櫻井さんの訃報が流れた24日、「直接の面識はありませんでしたが、先輩ミュージシャン数名に連れて行かれたとある飲み会に一瞬来られ、さっと全員分の会計をして颯爽と帰られたことがありました。ご馳走様でした」とエピソードをつづり、「そんなに掘り下げて聴いていたわけではありませんでしたが、好きな曲が数曲ありました。なんとなく応援していたバンドのシンガーでした。ご冥福をお祈りします」と追悼していた。

しかしこの投稿は一部で否定的に受け取られ、「あんまり知らなくて、嫌いじゃ無いけどあんまり好きじゃ無いの伝わりました」「大した思い入れも何もないならわざわざ追悼しなくて良いよ。嫌な人間性が見える」「それ言わなくてよくね?ってことよく言うよね。相手にリスペクトのないひとは嫌いです」といった声もあがり、「誤解を招くと嫌なので再掲しますね。ご家族の方々やバンドのメンバースタッフご友人の皆さまのことは勿論、長く応援されてきたファンの方々のことを思うとただただ胸が痛みます。一度ちゃんとお会いしてお話ししてみたかった人なので。同業後輩として、哀悼の意を表します」と再度投稿していた。