木村拓哉(50)が5日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜午前11時30分)に出演。19年放送のTBS系ドラマ「グランメゾン東京」で共演した冨永愛(41)のキャスティングが、自身の提案だったことを明かした。

木村は同作で天才シェフの尾花、冨永は影響力を持つグルメ誌編集長のリンダ・真知子・リシャールを演じた。

木村は「あの役を引き受けてくださって。ホント決まんなかったんです、リンダ」と切り出すと、台本を読んだ感触として「いてくれるだけで“ワールドワイド”っていう空気感がないと、つまんないキャラクターになっちゃうなと思っていたので。どなたかいないかなと思って」。キャスティングは難航していたが、プロデューサーに「ダメ元で(小声で)『あの…冨永愛さんとか聞いてもらっていいっすか?』って言って。ホント、ドンピシャでしたね」と配役に手応えを感じたと語った。

オファーを受けた冨永は「うれしかったですね。まさかと思いましたもん。地上波のドラマをやったことない時期だったので、え、大丈夫かな? って。キャストの皆さんも豪華だったので、ヤベえと思って」と、苦笑交じりに当時の心境を告白。木村は「リンダ・真知子・リシャールがレストランの客席にいてくれた時に、久々に、来た!と思った」と振り返った。