嵐の二宮和也(40)、大沢たかお(55)、中谷美紀(47)がフジテレビ系「月9」史上初のトリプル主演を務める連続ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(月曜午後9時)の第5話が6日放送され、平均世帯視聴率が4・8%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から7・8%、5・5%、5・3%、5・6%だった。平均個人視聴率は2・8%。第1話から4・8%、3・3%、3・2%、3・3%だった。

今作は人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。それぞれ別の人生を歩む3人の男女の物語が並行して進んでいき、最後に運命の交錯を果たす。

「逃亡編」では二宮が横浜で起こった銃殺事件の容疑で逃亡する記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ)を演じ、江口洋介、中川大志、松本若菜、中村アンも登場。

「レストラン編」では大沢はクリスマスディナーの準備に追われる頑固で孤高な洋食屋「葵亭」のシェフ立葵時生(たちあおい・ときお)を演じ、桜井ユキ、井之脇海、今井英二が登場。

「地方テレビ局編」では、中谷は「横浜テレビ」の報道キャスター倉内桔梗(くらうち・ききょう)を演じ、福本莉子、小手伸也、加藤諒、大水洋介、丸山智己、梶原善も登場。他にも佐藤浩市が、逃げ出した愛犬を探してさまよう男、真礼を演じる。

▼第5話あらすじ

記憶喪失のまま逃亡を続けていた勝呂寺誠司(二宮)は、警視庁組織犯罪対策部の管理官・蜜谷満作(江口)と会う約束をしていた。だが、蜜谷は、誠司の目の前で車にはねられてしまう。誠司の事件を報じることなく『日曜NEWS11』の最後の放送を終えた『横浜テレビ』のキャスター・倉内桔梗(中谷)は、テレビ局の前で誠司と遭遇する。桔梗は、誠司が関わっている事件を取材していたことを打ち明けると、誠司には天樹勇太というもうひとつの名前があること、警察官だった誠司の父親が犯人を射殺してしまったことを苦に自ら命を絶ったことを伝える。そんな桔梗は、誠司に独占インタビューを申し込み……。同じころ『葵亭』のシェフ・立葵時生(大沢)は、やっとの思いで手に入れたウチワエビを使ってソース作りを開始。そのソースを使ったクリスマスディナーのメインディッシュを決めるため、賄いがてらソムリエールの竹本梅雨美(桜井)らスタッフと試食するが……。一方、蜜谷がひき逃げされた事件を追っていた神奈川県警警部補の狩宮カレン(松本)は、蜜谷をひいた車が盗難車だったこと、そして事故現場の模様を撮影していた記者がいたことをつかむ。