女優藤崎ゆみあ(15)が、日本テレビ系で放送する第102回全国高校サッカー選手権大会の第19代応援マネジャーに就任することが7日、分かった。今春に地元広島県から上京し、今夏に本格デビューを飾ったばかりの現役高校1年生。日刊スポーツなどの取材に応じ、意気込みを語った。

初々しく大役をつかんだ。吉報は在宅中にマネジャーから電話で聞いたといい「心がふわりとした感覚で、部屋の掃除をいっぱいしました(笑い)。ドッキリだったらどうしようと思って、ちゃんと確認して気持ちを落ち着かせてから2、3日後に家族に報告しました」と笑った。

応援マネジャーはブレークの登竜門とも言われ、新垣結衣、川口春奈、広瀬アリスとすず姉妹、永野芽郁らそうそうたるメンバーが歴任。今夏の日テレ系連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」でドラマデビューを果たしたばかりの藤崎にとっては、初と言ってもいい大役だ。「ちゃんと(先輩に)肩を並べられるように精進していきたい」と表情を引き締め「緊張を、わくわくや楽しみに変えて頑張りたい。チーム作りの過程や絆の強さなど、日常的な部分も取材して知りたいなと思っています」と意気込んだ。

4人きょうだいの末っ子で3歳上の兄はサッカー経験者だが観戦経験はなかった。就任決定後の9月末には日産スタジアムで行われたJリーグ、横浜-神戸の首位攻防戦をプライベートで観戦。好きなポジションはFWだといい、地元広島でも活躍した日本代表FW浅野拓磨(現ボーフム)を例に挙げた。「調べる度にものすごく足が速いなと。ジャガーポーズもいけてるなと思います。点が入ったあとにみんなで喜び合う様子が好きです」と語った。

応援マネジャー恒例のリフティングチャレンジは10回。6大会ぶり5人目の2桁台をマークした。目標は史上最多、そして19代目と同じ19回だったが「練習では2桁いったことがなかったのでうれしいです」と笑顔。「まずは応援マネジャーを必死に務めて、ここからいろんなドラマや映画に関わっていけるような感動を伝えられる俳優になりたい」と力を込めた。【松尾幸之介】

◆藤崎ゆみあ(ふじさき・ゆみあ)2008年(平20)2月16日、広島県出身。中学1年時から地元でモデル活動を始め、23年2月の芸能事務所METEORA所属を機に上京。同年7月期日テレ系連ドラ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」でドラマデビュー。同9月には「週刊ヤングジャンプ」でグラビア掲載。12歳上と6歳上の姉、3歳上の兄がいる。姉2人はバスケットボール経験者。

※崎は崎の大が立の下の横棒なし

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