ロックバンド、凛として時雨のドラマー、ピエール中野が9日までにX(旧ツイッター)を更新。本名とは別に芸名も記載された健康保険証の画像を公開し、フォロワーから驚きの声があがった。

ミュージシャンの訃報が相次ぐ中、中野は8日に「世代問わずバンドマンのみなさんへ。健康診断、人間ドックで身体の状態を数値化して、必要な対策(運動、食事、睡眠、栄養、飲酒量の調整など)していくのがおすすめです。応援してくれるファン、周りの人たちをなるべく悲しませないように、できる事やっていきましょう」と呼びかけ、その後の投稿では「このPOSTをきっかけに『健康診断、人間ドック行きます』報告がたくさん来てます」と反響を報告。「あなたの推しに届きますように。そして、推す側である自分を何より大切にしてくださいね。メンタル含め、健康第一で」とつづっていた。

その流れで、「条件ありますが、バンドマンが健康診断、人間ドックの補助金貰える国民健康保険あります。保険証に芸名載るので、いろいろと覚悟は必要です」と紹介し、自身が加入する「東京芸能人国民健康保険組合」の健康保険証を公開。本名の「中野正敏」のほかに、「ピエール中野」と記載された芸名の欄もあり、フォロワーからは「こんなの初めて見ました」「病院の事務やってたことがありますが、この保険証はじめて見ました!」「芸名が印字されるのはクール過ぎます」などと驚きの声が多数寄せられた。

なお、この投稿に対して同保険組合の常務理事を務める作曲家の三宅一徳が、「健康診断受診、組合としてとても重要視している課題です。呼びかけ有難うございます」とした上で、「一点、芸名表記について誤解がありますのでお知らせしておきます。本名はマストですが芸名表記は本人の希望選択となります。芸名載せずともOKです!」と説明。これを受け、中野もその後の投稿で「先ほど東京芸能人国保からリプライ、電話連絡を頂き、丁寧な説明をしてもらいました。現在は加入時に芸名表記の有無が選べるのと、既に表記されている方は申し出があれば対応してくれるとの事です!」と訂正した。