NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~金曜午前8時)の第31話が13日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、梅丸楽劇団の旗揚げから1年、スズ子(趣里)と秋山美月(伊原六花)はすっかり劇団の人気者となっていた。そんな折、USKの林部長(橋本じゅん)が東京にやって来る。スズ子と秋山、二人のうちどちらか一人に大阪に戻ってきてほしいとお願いされる。しかし、秋山はダンサーの中山史郎(小栗基裕)といい仲になっており、スズ子も羽鳥善一(草なぎ剛)から新曲を書くからと、作詞家の藤村薫(宮本亞門)を紹介される。そして茨田りつ子(菊地凛子)とも初対面する。スズ子に茨田に「下品に歌を歌う」と言われたうえ、「お芋みたいな顔」と失礼な言葉をかけられ、憤慨する。

作詞家の藤村薫を演じる演出家の宮本亞門氏があさイチに生出演した。博多大吉が「藤村先生、おはようございます」と紹介すると、宮本氏は「すみません、本当にごめんなさい、人生で初めて(自分の演技をテレビで)見て、落ち込んじゃって、今、番組どころじゃなくなっちゃって」と苦笑い。大吉が「朝ドラをみんなで見て、亞門さんが入ってこられて、自分が出ている時間、ずっとワー、ワーと」と明かした。宮本氏は「演技下手だった。申し訳ありません、皆さんごめんなさい。話はすごく面白いので」とフォローしていた。

同ドラマは109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。