SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が18日、公式サイトで、所属タレントが多数出演する恒例の年越しカウントダウンコンサートの開催見送りを発表した。

「楽しみにお待ちくださっていた多くのファンの皆様方には、ご期待に沿うことができず大変申し訳ございません」と謝罪。「今は、新会社への移行準備期間であり、今しばらくお時間頂ければと存じます」などと伝えた。96年の初開催以来初の見送りとなる。

旧ジャニーズ事務所は創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受けSMILE-UP.に社名を変更。今月新たなエージェント会社を設立すると表明している。現在SMILE-UP.に暫定的に所属しているタレントは希望者全員が新会社に移籍し、マネジメント契約かエージェント契約かを選択する。

広告代理店関係者によると、同社は順次タレントとの話し合いを進めているが、まだ契約がまとまっていないタレントが複数いるという。カウントダウンライブは9月の時点で開催が危ぶまれており、その後さまざまな案が浮上したが現状を踏まえて見送りが決まった。一方でSnow Manは大みそかにYouTubeでのライブ生配信を発表しており、他グループもファンに向けライブや企画などを行う可能性もある。