楽天田中将大投手(35)が、10日放送のTBS系連続ドラマ、日曜劇場「下剋上球児」(日曜午後9時)第9話にサプライズ出演した。

俳優鈴木亮平(40)が弱小の越山高校野球部監督、南雲として主演を務めるドラマ。オープニングのクレジットで「田中将大」の名が記されると、田中は越山高校が因縁の相手星葉学園と戦う準決勝の解説者として登場。ジャケットに青シャツ姿でヘッドマイクを付けて、南波雅俊アナとともに実況席に座った。

第一声は、越山初先発の根室投手(兵頭功海)について「マックス138キロのストレートには伸びがありそうですね」とコメント。その後、南波アナから「田中さん、心境を想像していただいて…どうですか」と実名で呼びかけられ「今回この場面で初先発というのは、緊張すると思いますね」と応じた。

その後も「ちょっと力みがありますかね」「一発のある選手なので、バッテリーは要警戒ですよ」などと解説。試合が決まった最後の決勝打の場面では、「おおお」と、リアルに感動した様子の笑顔で声をあげた。

同ドラマでは、これまで鳥谷敬氏や川崎宗則氏ら、プロ野球OBが登場してきたが、ついに超大物現役投手の登場となった。