永野芽郁(24)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「君が心をくれたから」(月曜午後9時)が8日からスタートし、平均世帯視聴率が7・2%(関東地区速報値)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・5%だった。

同局の看板ドラマ“月9”の第1話の平均世帯視聴率は、23年7月期「真夏のシンデレラ」(森七菜・間宮祥太朗ダブル主演)が6・9%、同10月期「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(二宮和也、大沢たかお、中谷美紀トリプル主演)が7・8%で、3作連続1桁発進となった。同4月期「風間公親-教場0-」は12・1%だった。

今作は永野演じる主人公・逢原雨(あいはら・あめ、26歳)が、かつて心を通わせた男性、朝野太陽(あさの・たいよう、28歳/山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。

第1話では、人に心を開けないでいた主人公・雨と、彼女に思いを寄せる男性・太陽の2人が心を通わせていく恋愛模様が描かれ、SNSでも2人のピュアな姿に大きな反響があった。さらに、これまで謎に包まれてきた“過酷な奇跡”とは、事故に遭った太陽を救うために、雨が自分の“五感”を差し出す宿命を背負うことだと明らかになった。雨と太陽、正反対の名前を持つ2人は、この“過酷な奇跡”にどう立ち向かって行くのか。

さらにシンガー・ソングライター宇多田ヒカル(40)が23年ぶりに“月9”主題歌を書き下ろしたことでも大きな注目を集めている。放送された第1話内で主題歌タイトルが「何色でもない花」と明かされ、音源が初公開となった。

物語の終盤、太陽が雨に心を引かれていく様子が描かれた場面で、主題歌「何色でもない花」がついに公開。主人公たちの気持ちに寄り添った楽曲が劇中で流れると、SNS上でも大きな反響を呼んだ。本楽曲は2月12日(月)に配信リリース予定。