明石家さんま(68)が3日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)に出演。番組終盤、リスナーからの質問コーナーで、日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家芦原妃名子さんが死去したことへの思いを問われ、言及した。

「オレも詳しいことは分からない。カット割りとかも…何かあったんかな」と切りだした。

その後、物語や、キャラクターの見え方が原作者の意志と相違があったのではないかとの指摘があると聞かされ、「うーん、作る側もね、テレビ的に-とか、それも分かるし、ほんとに難しいところでね…」。

さんま自身、直木賞作家・西加奈子さんのベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」アニメ映画化にあたり、プロデュースに就くなどしており、両者の思いに考えを及ばした様子。「うーん、ここまでのことになるというのは、よほど(テレビ局側の)ディレクターも意地を張ったのか、何があったのか…」と率直な思いを吐露した。

その後「これはこれは、ほんとに、(芦原さんが)こだわりもって生きてらっしゃったというのは事実ですけども、残念です」と言葉を続け、しのんだ。