読売テレビの特別解説委員の高岡達之氏が19日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。性加害疑惑で刑事告訴されているサッカー日本代表FW伊東純也(30=スタッド・ランス)の代理人を務める加藤博太郎弁護士らが同日、大阪地裁に相手側女性2人に対する民事訴訟を行ったことについて言及した。

「最近、こういうこと多いですけど…。逆告訴するまでの案件ですよね。難しいのは、判決を得たから、その2億円の損害補償の根拠となっているスポンサーの印象が変わるかは別の問題ですよ」と切り出した。

さらに「ほら判決で勝ったでしょ、だから私はやってないっていうことの証明に、実は裁判に持ち込まれてもならないというのは言い過ぎでしょうか」と、大阪地検検事出身の亀井正貴弁護士に同意を求めた。

亀井氏は「性加害がなかったとしても、素行の点は言われる可能性はあります」と語り、MC宮根誠司も「裁判で勝った、負けたっていう部分と、社会的評価がどうのこうのっていうところは別問題になってくる」と私見を述べた。

伊東の報道をめぐっては、ニュースサイト「デイリー新潮」や「週刊新潮」が1日までに、伊東が過去の性加害疑惑で女性2人から刑事告訴されたなどと報道。しかし伊東側は性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に逆提出し、受理された。

この日に提出された民事の訴状は午前11時半過ぎに受理された。損害賠償請求額は2億243万3131円で、伊東純也に関わる金額が2億円、トレーナーに関わるものが243万3131円。