永野芽郁(24)が月9初主演を務めるフジテレビ系「君が心をくれたから」(月曜午後9時)の第8話が26日に放送され、平均世帯視聴率が5・5%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から7・2%、5・8%、5・6%、5・4%、5・3%、6・2%、5・1%だった。

平均個人視聴率3・3%で、第1話から4・5%、3・4%、3・3%、3・2%、3・3%、3・8%、3・0%だった。

今作は永野演じる過去の経験から自分に自信が持てない主人公・逢原雨が、朝野太陽(山田裕貴)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、過酷な「奇跡」が引き起こすファンタジーラブストーリー。異国情緒あふれる幻想的な街・長崎が舞台となる。

▼第8話あらすじ

逢原雨(永野)は、千秋(松本若菜)から「“今”って何秒間だと思う?」と問われる。わからないと首を振る雨に千秋は、それにはいろいろな説があるが、今は十秒間、というのが1番しっくりくると話す。続けて千秋は、この十秒間を精いっぱい、幸せに生きることだけを考えてみてはどうか、と助言し…。

一方、朝野太陽(山田)は、望田司(白洲迅)に会い、雨が触覚を失ったこと、そして、あとひと月で視覚も失ってしまうことを打ち明ける。太陽は、ちょうどその頃に行われる桜まつりで、雨に自分が作った最初で最後の花火を見てもらいたい、と言う。太陽は、桜まつりが終わったら花火師を辞めて、雨を支えようと決意していた。司を呼んだのも、自宅でできる仕事があれば紹介してもらおうと思ったからだった。

そんなある日、太陽は雨が睡眠導入剤を服用していたことを知り、ショックを受ける。千秋は、太陽が自分のために花火師を辞めると知ったら雨が悲しむ、と告げる。すると太陽は、雨には言わないつもりだと返す。日下(斎藤工)は、太陽の選択を否定するなど案内人としてあってはならない、と千秋を非難した。

太陽は、父親の陽平(遠藤憲一)と妹の春陽(出口夏希)に、今夜雨にプロポーズすると伝える。そこで太陽は、雨が五感を失ってしまうことを陽平たちにも打ち明けるが…。