お笑いコンビ、髭男爵の山田ルイ53世(48)が28日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。タレントのデヴィ夫人(84)が自身が代表理事を務めていた一般社団法人をめぐる「週刊文春」の報道に関し、関係者らを刑事告訴した件について言及した。

山田はデヴィ夫人の報道を受け「最近週刊誌の話って結構ありますけど、我々こういう場に出させて頂いた時に『これ真偽はわかりませんよ。どっちが言ってることが正しいかわからないんですけど』って枕つけるんですけど、裁判とか訴えますとか、行動しないとその言葉もご本人さん、関係者の方は言えない。要するに書いた週刊誌側の方がこっちが裁判とかアクション起こさなければ、なんとなく正しいんかなっていうバイアスがたしかに存在すると思う」と話した。

その上で「裁判起こすとか訴えるとかいう作業はもちろん認められているし、やっていいことだと思う」とし「あと回答期限のことに関しては、たしかに週刊誌読んでると最後に必ず『期日までに回答はなかった』っていう一文が添えられている。あれでだいぶ印象が悪くなりますよね。回答しなかった側と思われる方は。『逃げたんちゃうか』とか『やましいんちゃうか』とか思われるけど、実際ふた開けてみたらめちゃくちゃ(回答期限が)短かったとかもあるみたいですから、僕ら注意して見とかないとダメだと思う」と述べた。

デヴィ夫人は27日に自身のSNSで、自身が代表理事を務めていた一般社団法人の資金を持ち逃げしたなどと報じた「週刊文春」の関係者、および一般社団法人AMITIE SANS FRONTIERSの代表理事らを名誉毀損(きそん)および信用毀損の罪で刑事告訴したと報告。「報道された内容は事実無根であるほか、一部の事実を切り取り、私がAMITIEを乗っ取ろうとしている、私物化しようとしている等、断定的な表現で私を貶(おとし)めようとするものであり、極めて悪質と申し上げざるを得ません」とした。