イラストレーターのいのまたむつみさんが10日、死去した。いのまたさんの妹が18日に公式X(旧ツイッター)を通じて伝えた。いのまたさんは小説「ドラゴンクエスト」のさし絵や人気ゲーム「テイルズ オブ」シリーズのキャラクターデザインなどを手がけていた。

今月に入って、アニメ、漫画関係の訃報が相次ぎ、Xでは悲しみの声とともに「訃報続き」というワードがトレンド入りした。

「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)は今月1日に急性硬膜下血腫で亡くなっていた。68歳だった。連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトで8日に発表された。

国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子の声優を務めたTARAKOさん(本名非公表)は4日未明に63歳で死去。群馬・太田市出身。死因は明らかにされていない。81年にアニメ「うる星やつら」で幼稚園児役として声優デビュー。90年1月7日にまる子役として「ちびまる子ちゃん」がスタート。同アニメは、最高視聴率39・9%、平均でも25%を獲得し“まるちゃんブーム”を巻き起こし代表作となった。

X(旧ツイッター)では「令和ちゃんなってからもういろいろおかしいよ…最近の訃報続きショックだけどいのまたさんは中でもダメージでかすぎる… テイルズシリーズでもいのまたさん大好きだった、むしろいのまたさんいなかったらテイルズこんなにハマんなかったかもしれない ご冥福をお祈りします」「いのまた先生までも… 最近著名人の訃報続きでとても悲しく 驚くばかり… 心よりご冥福をお祈りします…」「いのまた先生亡くなったのか… テイルズはもちろんこと、サイバーフォーミュラのキャラデザも好きやった 訃報続きでけっこうしんどいな…」などのコメントが寄せられていた。