宝塚歌劇団は7日、星組トップ娘役舞空瞳が12月1日付で退団すると発表した。舞空は8日に退団会見を開く。

サヨナラ公演は8月17日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する「政界コメディ『記憶にございません!』」「カルナバル・ファンタジア『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』」。同公演の東京宝塚劇場千秋楽をもって退団する。

舞空は16年、102期の首席入団。星組公演で初舞台を踏み、花組に配属。17年「ハンナのお花屋さん」で、タイトルロールとなるハンナに抜てき。18年には明日海りお、柚香光で話題になった「ポーの一族」で、明日海演じる主人公の妹メリーベルを演じた。

同年「MESSIAH」で新人公演初ヒロイン、「メランコリック・ジゴロ」で全国ツアー初ヒロインも務め、19年4月に星組へ組替え。同年10月14日付で、星組トップに就いた礼真琴に相手娘役として迎えられ、“首席入団トップ・コンビ”として注目された。

本拠地8作で退く。

星組は「RRR×TAKA“R”AZUKA~√Bheem~」「VIOLETOPIA」の東京宝塚劇場千秋楽を前日6日に迎えていた。

舞空は同公演後、ミュージックサロンを5月7、8日に第一ホテル東京、同16、17日に宝塚ホテルで行うことが決まっている。