昨年12月27日にステージ4の膵臓(すいぞう)がんであることを公表、入院して抗がん剤治療を続けてきた経済アナリスト森永卓郎氏(66)が8日、レギュラーを務めるニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」に出演。「行けるところまで行くぞ」と、がん闘病に前向きな思いを語った。

森永氏は先週末、埼玉県の狭山湖畔で花見を楽しんだことを報告。「いや~、いい天気で満開で」と満足気に話し、「たぶん病気になってから初めてかな、1キロ半くらいは歩いた。(歩く速度は)すごい遅いです、孫より遅い。帰って疲れちゃってバタッと寝ましたけど」と振り返った。

昨年11月にがんが見つかった際には、医師から「たぶん、桜が咲くのは見られないでしょうね」と言われたというが、「見てやったぜ。本当に、今年の桜はきれいでしたね」と、しみじみ。来年の花見については「いやぁ、どうかなぁ」と弱気だったが、「行けるところまで行くぞ」と意欲を見せた。