タレントのスマイリーキクチ(52)が14日までに、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳水原一平容疑者(39)が違法スポーツ賭博問題をめぐり銀行詐欺の疑いで訴追された件をめぐり、私見をつづった。

キクチは「ネットで一部の人が大谷翔平選手の関与を疑い叩いた。怖いのはデマを見抜けない人よりデマを認めない人。何があっても疑い中傷を続ける」と書き出した。そして「ギャンブルを負けると思ってやる人はいない“勝つ”が前提。中傷も“自分は正しい”と思って叩く。常に人を攻撃したがる『憎しみ依存』彼らの共通点は“根拠のない自信”」と続けた。

米カリフォルニア州の司法省は11日(日本時間12日)の記者会見で、マーティン・エストラーダ検事が水原容疑者をめぐる問題の捜査結果を公表した。水原容疑者が違法なブックメーカーへの借金を返済するため、大谷の銀行口座から合計1600万ドル(約24億円)以上を不正に送金していたと指摘。同検事は「大谷は被害者であると強調したい」と明言した。水原容疑者は12日(同13日)、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷し保釈された。

キクチの投稿に対し「『憎しみ依存』は卓抜な表現だと思います」「『憎しみ依存』って上手い表現ですね」「説得力あります」「その通りだと思います」などとさまざまな声が寄せられている。

キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗中傷を長年受けた経験がある。ネットの危険性やモラルなどについての講演活動もしており、共著本「ネット中傷 駆け込み寺」なども出している。