秋元康氏(65)が、新たにプロデュースする「たべっ子どうぶつ」のキッズ音楽ユニットが、今年秋にビクターエンタテインメントからメジャーデビューすることが14日、分かった。性別・国籍問わず小1~中1を対象に、今日15日からオーディションを実施する。

「たべっ子どうぶつ」は、どうぶつの形に英単語がプリントされた薄焼きビスケットで、ギンビス社が1978年(昭53)に発売して以来、老若男女に愛されるロングセラーだ。最近では、先月26日から配信の初の公式パズルゲームアプリ「たべっ子どうぶつTime」が無料ゲームランキングで1位になるなど人気。オーディション合格者によるユニットが、同ゲームアプリの主題歌を歌う。

これまで数々のヒット曲を生み出し、AKB48グループや坂道シリーズの総合プロデューサーを務める秋元氏。親子3世代で楽しめる“100年ブランド”を目指すギンビス宮本周治社長が「世代を超えて歌い継がれる名曲の数々を世に送り出してきた秋元康さんにぜひお願いしたい」と依頼した。秋元氏は「プロデュースをお受けすることにした時に思ったのは『子どもの頃に覚えた曲は、大人になっても、時々、口ずさんでいる』ということです。『たべっ子どうぶつ』のように、長く愛される歌を作ろうと思いました。『ああ、子どもの頃、よく歌ったなあ』と大人になっても、誰もが口ずさめるような歌こそが『たべっ子どうぶつ』のビスケットの普遍性にふさわしい歌だと思います。ご期待ください」と話している。